○政府委員(金森仁作君) 先ほど審議官の方からお答えがございましたように、PKO活動としては、自衛隊がPKO活動として国際的な医療救援活動に寄与する場合は、PKO要員を対象とする診療、また被災民を対象とする診療等が一応想定されるわけでございます。その活動の内容といたしましては、PKOに設営されました医療施設における医療支援、それからまた簡易な診療施設における応急的な治療、また場合によりましてはそこの
○政府委員(金森仁作君) 北海道地区では、現在希望者は百六十名ばかりでございますが、先ほど申しました志願をしておる者は七十二名と私ども承知しております。
○政府委員(金森仁作君) お答え申し上げます。 私どもが把握している限りでは、二月当初、約六百七十名ばかり受験希望者がございまして、先ほど厚生省の方からの御答弁ございましたように、現在まだ受け付け中で、私どもが把握している限り五百二十名ばかりが現在願書を提出しておるということを把握しております。恐らくまだこれから若干受験を希望する方がふえてくるのではないか、こう思っております。
○政府委員(金森仁作君) 医師につきましては、御案内のとおり、防衛医科大学の卒業生が大宗を占めておりますから、教育の中で、また卒後の教育の中で具体的な救急活動等の勉強をさせておりますし、また、先生御案内のとおり、本年八月でございますが、北海道でビッグレスキューという大型の訓練等をやっておりますし、またその他の部隊、病院等でもそれぞれの訓練をさせているところでございます。
○政府委員(金森仁作君) お答え申し上げます。今、先生がおっしゃったいろいろな援助につきまして協力の仕方があろうと思います。具体的にこの法律が通り、またどういう要請があるかということによって対応が変わってくるわけでございまして、医官の教育または部隊としての教育、これは私ども、日ごろの救急活動また災害援助というような立場から検討させていただいておることは事実であります。
○金森政府委員 先生御指摘のように、現在このシステムは北海道の三つの師団で持っておりまして、また、そのほかに教育訓練用として一セット持っておりますが、逐次その他の師団にも整備をしてまいりたいと考えておるところでございます。
○金森政府委員 この使用目的は、先ほど若干触れましたように、野外で手術をするわけでありますが、患者さんがたくさん発生いたしました場合に、後方病院が大変ないというような場合に、いわゆる大量の先ほど申しました傷害者が発生いたしましたときに、現地で早期に外科的な治療を行うということが目的でございます。
○金森政府委員 お答え申し上げます。 この野外手術システムは、野外で移動いたしまして外科的な治療を施すための装備でございまして、四つの車両と、そのそれぞれの車に載せます医療器材で一セットになっておりますが、具体的に申し上げますれば、手術をいたします手術車、それからその準備をいたします手術準備車、それから滅菌車とそれから衛生補給車の四つを一セットとしてシステムと呼んでいるところでございます。
○金森政府委員 救急医療についてのとらえ方、いろいろとございますけれども、御案内のように、防衛医科大学校は、一般の病院でございまして、相当数の救急医療を受け持って地域の医療に貢献しておるところでございますし……(五島委員「救急指定あるの」と呼ぶ)救急指定といいますか、今埼玉県からも、三次救急の中央病院でございませんで、防衛医科大学校、主として私ども、卒後の医師の研修の中心は防衛医科大学校の附属病院でやっておりますので
○金森政府委員 お答え申し上げます。 自衛隊の医官は、先生御案内のとおり、防衛医科大学校在学中に救急医療についての教育を受けておりますし、また、卒後実務研修二年間、また、その後の臨床の場で各種の医療技術を習得しておりまして、救急医療に十分対応し得るものと考えておるところでございます。 ちなみに、自衛隊中央病院では、自衛隊の病院では救急患者の受け入れにつきましても従来から実施しておりまして、年間一万五千件
○金森説明員 心臓病によります死亡数は年々増加をしておりまして、一番新しい私どもが持っております資料でございますが、昭和六十二年の人口動態統計によりますと、この一年間に心臓でお亡くなりになった方は十四万三千九百九名ということでございまして、死亡順位で見ますと、悪性新生物、がんでございますけれども、これに次ぎまして第二位でございます。死亡全体に占める割合、死亡全体が約七十五万でございますから、一九・二
○金森説明員 桜島の降灰による人体影響についてでございますが、厚生省は、昭和五十三年度から専門家から成る研究班に委託いたしまして調査研究を進めてまいったところでございます。これまでの調査結果では、現時点では降灰、ガス等と直接因果関係があると思われる疾患、今御指摘のありますようなけい肺またはじん肺等でございますが、このような疾患、病気は認められていないというのがこれまでの報告でございまして、引き続き健康状態
○説明員(金森仁作君) 結論から申し上げまして、我が国におきましても、また諸外国におきましてもこういう研究というのは非常に難しい。私の方現在のところ手持ちはございません。
○説明員(金森仁作君) 先ほど先生おっしゃいましたように、この石綿粉じんの暴露によって起こります病気は、一つは間質性肺炎としての石綿肺そのものでございますのと、それから先ほど私が触れさせていただきました肺がん、それから悪性中皮腫というようなものであるわけでございますが、症状はいわゆる石綿による疾病そのものの特有な症状はないのでございまして、呼吸器疾患一般としてのいわゆる労作性息切れであるとか、せき、
○説明員(金森仁作君) 今の石綿に関する医学的な所見についてでございますが、一九七〇年にイギリスのチャリングクロスホスピタルのマレーという学者によりまして石綿粉じん暴露者に見られます石綿肺の剖検報告が世界で初めてされておるのであります。さらに一九二四年でございますが、クックが先ほど申しましたような剖検例でございますが、剖検例によりまして詳細に症例を検討されまして初めて石綿肺、横文字で言いますとプルモナリアスベストーシス
○説明員(金森仁作君) 先生御指摘の血友病についてでございますが、私どもの方で難病対策を担当しておりますが、難病対策の中で、特に特定疾患の治療研究、それから調査を御案内のようにさせていただいております。 原因が不明であってまた治療方法が確立されていない病気を対象にした調査研究事業を進めさせていただいておりますが、御承知のように、血友病は、遺伝性疾患でございまして原因がはっきりしておる、また治療方法
○金森説明員 私ども持っております病院関係、――防衛医科大学等もございますし、それから衛生学校というのがございますが、そういうところでも現在のところは研究しておりません。
○金森説明員 お答えいたします。 先ほど申し上げましたように、どのようなものができ上がるのかというのが全くわれわれわかりませんし、一般の防疫対策としては、われわれの問題になりますればそういうことに関する調査というようなことは当然これからやっていかなければならぬと思いますし、現在においてはそういうところでございます。
○金森説明員 お答えいたします。 防衛庁としましては、この遺伝子組みかえ研究に関してはやっておりません。またこの遺伝子組みかえ研究、この技術を持ちました研究によりましてどのような種類の生物化学兵器ができるのかということについても承知しておりません。したがいまして、その防護策についてはもちろん現在研究していないというのが実情でございます。